ライセンスショップというビジネスに注目してみる_その2


前回、フランチャイズとライセンスショップの違いを説明しました、ここでは世の中のビジネスについて一般的な知識を説明しているわけではありません。あくまでも、私の視点で書かせていただいているものとお考えください。

実は、フランチャイズというビジネスにであったのは、元々私のスポンサーでもあった知人が親(フランチャイザー)をやっていたことに起因します。それらの情報を元に自身のライセンスビジネスの経験も交えて書かせてもらったというのが内実です。

最近はフライチャイズショーなども大々的に開かれていて、ビジネスを始めようという人には各フランチャイズビジネスを見比べて検討できるということで盛況のようです。

実は私の身近にも、脱サラをしてフライチャイズに参加した友人がいます、それは惣菜店のフランチャイズショップでした。

具体的にどんな惣菜店なのかは詳しくは聞いてはいないのですが、彼は地元で小さな場所を借りて開く店のようなプランを話していました。しかしその話からは「惣菜店フランチャイズビジネス」の魅力が殆ど伝わってこなかったのでとても心配したものです。

案の定、オープンから程なくその店を閉めたそうです。彼の損失が致命的でなかったのが幸いで、持ち家等を失うことなく他の仕事を探すことができたようです。

では私がやっていたライセンスショップのフランチャイジーの最大の魅力はなにか、それは競合店では絶対に手に入らない商材を持っていたということです。

私がやっていたのは、「同人誌」「同人ソフト」 と呼ばれる素人制作・販売のコミックコンテンツを流通に流す仕事です。
当時すでにコミックマーケットなどの同人コミック系のイベントが一般にも知られるようになっており、東京の秋葉原でもその手のショップが出現していたともあり、地方の書店やゲームショップなどの売り場の一角にこれらの専門コーナーをおいて販売をするという仕組みをつくって広げていました。

これらの商材は一般流通には一切流れないので、仕入価格、販売価格をこちらで主体的に決めることができました。

このライセンス販売ビジネスから得た最大の教訓は、

「なぜオンリーワンなのか、それは価格決定権を握れない限り、自身がビジネスの主役にはなれないからである」

ということです。
あなたがもしオンリーワンを目指したいと思っているなら、あなたが親、つまりフランチャイザーを目指してみてはどうかということです。

あなたのハンドメイドからオンリーワンを作り出す、たとえばオンリーワンのアイテムはもちろん、オンリーワンの制作手法もありです。
形のあるものはもちろん、形のない技術でもオンリーワンとしてビジネスが作れるということを忘れないでほしいのです。

ビジネスやるなら、できるだけ大きくて、高い目標をたてましょう、最初からその高みを目指すか目指さないかで展開は大きく変わりますよ。

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