手作り作家はネット販売を目指せ!?ネットプロモーション編


ビジネスにおいてはコストパフォーマンスが第一です、この点ネットでのプロモーションほど有効な手法はないとわたしは考えています。

以前私は実店舗でマニア系の商材を販売していました。内容はマニア商材の中古品の売買であったり、マニアが制作したゲームソフトやコミックを直接買い取りして店頭販売や卸販売をしていました。

1990年代、お店を始めた頃のプロモーション方法はアスキー社のログインというゲーム雑誌への広告掲載ぐらいしか手段がありませんでした。「ありませんでした」と書きましたが実際には新聞折込や該当でのポスター張りなどはやっています。ただ、全国に通販を拡大するとなると手段は殆どなかったのです。

雑誌ログインでは毎月1ページの広告を掲載して当時の掲載料が20万円ぐらいしたと思います。

確かにお客さんの殆どが、広告を見て来たという人でしたが、20万円という金額が妥当かと言わればそれはわからない。しかし当時はそのくらいしか方法がなかったのです。

2000年前後インターネットが普及し始めた時期には雑誌広告をやめて、ネットでのすべてプロモーションに切り替える事にしました。

この時のプロモーションの目的は「全国に通信販売で売る」をどこもやっていないやり方でやることでした。

その後店舗も大阪日本橋というマニアの集まる場所に移転したことで、ネットと店舗がうまく噛み合い売上を拡大できた時代でした。その後店舗を止めてからもネット以外でのプロモーションに戻ることはありませんでした。

ネットプロモーションをする最大の理由は1つはタイムリーな内容を顧客や見込み客に届けることが出来ることです。

私がやっていた中古品などの在庫状況は当然日に日に変化しますので、ネットサイトではそれが毎日タイムリーに更新が出来たのです。これは、月に一回しか発行されない雑誌の時代では考えられないことでした。

そして2つ目の理由は、コストパフォーマンスが圧倒的に良く、透明性が高いからです。
雑誌広告というものは原価がいくらだからこのくらいというものではありません。雑誌の発行部数がこのくらいならこんな値段というような、発行数が多い=ブランド価値が高い、このブランド価値に払う金額だったのです。

しかしネットでのプロモーションであれば自分の懐具合とネットスキルに合わせていくらでもやり方を工夫できます。最終的には自分がブランドになることすら出来ます。

10年程前なら「まずブログから始める」が主流でしたが、今は無料で使える販売サイトも多数あるので自身のスキルに合わせて、簡単にネット通信販売を始めていくことが出来ます。これを利用しない手はないと思います。

次回は、SEOから見たネットプロモーションの私なりの分析をお話します。

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