人は結果ではなく、プロセスを見たがっている


大阪天満宮の手作り市で見つけた、和紙で手作りされたバッグ、大胆に書が大きくデザインされているまさに逸品です。

イラスト作家や書道の方が作品を売るのは大変です。

紙に描かれたものに限定されることが多いので商品バリエーションが殆ど無いのです。

以前、書家の方とお仕事をした時に思ったのは、

まず書道のプロセスを見せることが集客につながるということです。

最近はメール全盛で、字を書くことが少なくなっている上に、筆を使って字を書くというのは、
ある意味イベント事と言っても良いぐらい年に何度もないものです。

まして子供に取ってはそれはとても貴重な体験です。

ところが、墨を使うということで手作り市のような人が多いところでのパフォーマンスには向いていないと思っている方が多いのです。

水書道という道具がある事を紹介したら、えらく感心された覚えがあります。

特殊な紙に書道の筆に墨ではなく、水を付けて書くと墨のように真っ黒になって字がかけるという道具です。

ほとんど墨で書くのと同じ感覚で書道のパフォーマンスを見せることができるのですが、
いままでに書を販売されている現場で見たことがありません。

これならどこでも練習できるのです、だからカフェで書道教室とかやれたりします。

写経と組み合わせると大人の趣味として大きく広げられそうです。

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