バランスボールでピザ窯作りという離れ業


バランスボールを使ったハンドメイドというと、紐を使ったランプシェードの制作動画を YOUTUBEで数多く見ることができます。

紐を木工用ボンド(ビニール系ボンド)に浸してバランスボールに巻き付けて円形の形に整形、ボンドが固まったらバランスボールの空気を抜くと、紐がしっかりとバランスボールの形に固定されいる、これに電球を仕込めば個性豊かなランプシェードが出来上がる。

紐の素材を変えたり、紐の上に和紙などをアレンジすればさらに面白いシェードが出来上がる。

バランスボールのような、空気が抜けるような造形物があればそれに紐をぐるぐる巻けばいろいろなものが作れる。

丈夫なゴム風船で動物やオーナメント等を世に出せば、紐造形の材料として売れると思うのですが、まだ無いのが残念。

さて同じバランスボールでもこちらは離れ業とも言えるもの。

なんとピザ窯を作ってしまうヘビー級の造り手さんの動画をYoutubeでみつけました。

まず直径80cmほどのバランスボールの半球部分に縁を作っています、高さ3、4cmぐらい幅は3cmぐらいでしょうか。

画面では縁の素材はシリコンか木材のようですが、ホームセンターでそのぐらいのサイズのゴムがメーター単位で売っていますのでそれを貼り付けてしまえば良いでしょう。

窯自体は耐熱のセメントを使っているようです、砂利を混ぜて強度を上げています。

窯の入り口の部分は避けてセメントを載せて行きます。そして十分乾いたらボールの空気を抜いてドーム部分が完成。

次に木枠で入り口部分を作ってここにもセメントを流し込み乾いたところでこれを外して、窯の完成。

仕上げに色のついた土のようなものを表面に載せて乾かしています、するとまるで素焼きで作られた窯のような風情になっているではありませんか。

この仕上げには驚きました。この完成品からはとてもバランスボールで型取りしたコンクリート製だとは気づきません。

いやあ、料理の動画までみせられるとほんと羨ましいとおもってしまうDIY動画です。

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