レザー(天然皮革)のカッティング

1.準備するもの
tool_cutting_001
レザー(天然皮革)内張り済と金具、テンプレートA&B、はさみ、クリップ(1.5cm)、がま口金具(添付)、鉛筆等、目打棒。テンプレートの制作方法は ちび角キット作り方_その1で解説しております。制作動画はこちらで公開中です。
2.レザー(天然皮革)に印をつけます
cutting_002
テンプレートB を使って印を打ちます、まず中央部にテンプレートBを当てます
印を打ちます
cutting_003cutting_004
テンプレートの星印の位置に鉛筆等で印をうちます
cutting_006cutting_007
立体部分の両側に印を打ちます、次にテンプレートA を使って金具取り付け部分に印をうちます。まず立体部分の中央に位置合わせします。△で示された位置と中央の穴の位置に印を打ちます。これも革の両端に打ちます
中央部に四角が形成されることを確認
cutting_01
左の画像で、黄色のライン上に印があることを確認してください。中央部に四角形が形成されていればOKです。カットはこの黄色の線に沿っておこないます。
中央からカットします
cutting_008
中央部のXの部分からカットします
次に端をカット
cutting_03cutting_04
中央がカットできたら次に端をカットします。最初は印より大きめをカットしていきます。
カットの完成
freezeframe_011_resultfreezeframe_005_result
カットが完成しました、中央端部分を中に折込んでクリップで止めて置きます。予め折りクセをつけておくと金具の装着が楽になります。

レザー(天然皮革)の仕上げと口金の取り付け

準備するもの
freezeframe_008_result
革、口金、ハサミ、目打ち棒、制作動画はこちらで公開中です。
レザー(天然皮革)の角を落とします
setmetal_001setmetal_002
口金を当てながら角を落としていきます、レザー(天然皮革)は曲がりますので一回り大きくカットするようにしてください。
sttingmetal_04sttingmetal_05
カットが出来たら口金に装着します、口金の溝にレザー(天然皮革)を添わせるようにはめていきます。クリップはつけたままのほうが装着しやすいです。
setmetal_005setmetal_006
片方が装着できたらもう片方もはめていきます。レザー(天然皮革)に口金が沿ったら、クリップを外してやります。外から押す、内から引っ張る感覚で装着します。
setmetal_007setmetal_008
レザー(天然皮革)がはみ出した部分を目打棒でおさえていきます。全体のバランスを確認します。
少し置きます
sttingmetal_13
クセを付けるために、このまま少し時間をおきます。

口金装着と仕上げ作業

準備する物
tools_finish
レザー(天然皮革)、口金、接着剤(木工用等)ノズルが細いものを用意してください。目打ち棒、がま口用ペンチ(通常のペンチを使う時は当て布を用意)制作動画はこちらで公開中です。
金具にボンドを注入
finish_01finish_02
仮止めしていた口金を革から外します、溝に接着剤を入れていきます。ポイントに入れる感じで、あとは爪楊枝で広げていきます。
レザー(天然皮革)を溝に沿って装着します
finish_03finish_04
口金の止めに近い部分は一番力がかかりますので、目打ち棒で丁寧に仕上げます。
finish_05finish_06
布のがま口では紙紐をはさみますが、革に充分な厚みがあるのでここでは使いません。片方が出来たら接着剤が乾くまで少し時間を置きます。
finish_07finish_12
もう片方も同様に溝にはめたら最後にペンチで口金を絞めてやります。がま口用のペンチがない場合は当て布をしてペンチで絞めてください。これで完成です。

ちび角キットの作り方_その1はこちらです。

ちび角キットの作り方動画はこちらで公開中です