客が何を見ているか、あなたは知っていますか?


アイアン製のネームサイン

以前 石臼を制作販売している方がいました。

米、そばなど穀物をすりつぶす石臼から、お茶の葉をすりつぶす石臼などを20点近く並べて販売していました。

そしてそんな本格的な石臼とならんで高さが10cmほど、手に乗るサイズのミニチュアの石臼も並べてありました。

実は前を通る人が一番興味を示したのが、そのミニチュアの石臼だったのです。

でもそのミニチュアの石臼は、臼の機能はありません。つまりただのマスコットだったのです。

石臼というのは石の重さで粉砕をするので、石が小さいとまったく機能を果たさないそうです。

でも私は納得できなかったのです。多くの人が興味を示すそのミニチュア石臼を実用性のあるものに改造できないのか?

と突っ込んで聞いてみたのです。

しかし彼は石臼というものはこういうものだというこだわりがあるのでしょう、私の話にはまったく興味を示しませんでした。

ところが先日、大阪のギフトショー を見学に行ったところ、10cm 程のお皿を重ねた様な形状の石臼(
実際には陶器です)を発見しました。


お茶や薬味をすりつぶす SURIUSU

これを見た瞬間に「やっぱりこういうものを作りたい」と思う人いたんだと感心するとともに安心もしました。

お茶用に特化したことで商品化が出来たのですが、見た目はまったく臼に見えません、でもお茶をすりつぶすところの形状はまさに石臼のそれです。 つまり重さが必要な部分を人間の力に依っているという臼なのです。

お客はいつも何かを訴えているのです、「こんなものがあったらな」とか「これがもうちょっとこうならないの」 とか・・・

そういう客の行動や会話を観察するのも手作り市に出ることの大きな目的だと思います。

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