地方から起こるか?!起業の波


先日、大学時代の仲間と飲んだのですが、皆60歳間近な年齢になって第2の人生の話で盛り上がりました。

そんな中、教師や公務員をしている男性たちは60歳の定年を機に自分で稼げる仕事をしたいと思っている人が結構いるようです。

地元では再就職ほぼは無理、体も頭も働くのにすることがなくなってしまったらどうしたら良いのかと不安を感じながら日々を過ごしている。

それで意見を求められました。

「起業や事業に関する勉強、研究、調査なら地方でも出来るはず、まずそれを始めよう。ただ希望を語るのではなく、行動しよう。」

というようなことを発言したらぜひ、起業のやり方をくわしく教えてくれないかと言われたのです。

東京や大阪には学生で起業を志すような人も珍しくないので、起業に関する情報を手に入れることはたやすいですが、地方で、まして年齢が60歳に近い高齢になってくるとそういう事前の情報収集すらままならないと思いこんでいるのかもしれません。

でも今はネットを使えば簡単に起業に関する情報が手に入る時代です。

例えば実際にコンサルを受けたり、セミナーに参加したいというなら大阪、東京に出かければ良いのです、たしかに少々お金と時間が都会にいる人よりは必要になりますが、普段の生活には都会ほどの経費がかからないのですから、そういうときに自身に投資をするとういことが必要なのだと話しました。

以前、手づくり猫ハンコの制作販売をしないかと 現役のはんこ技能者のグル-プに話しを持ちかけたことがあります。
彼らはなにか新規事業をしたいと思って勉強会をしていたグループだったのでお声をかけさてもらいました。

当時、初期投資が5万円(5人で割れば一人負担1万円程度)でオリジナル猫イラストが使用できるという内容でした。
しかし彼らは、この5万円の金額(頭割り一人1万円負担)にメンバーの中で反対が出て、このビジネスへの参入を諦めてしまいました。

失礼を承知で言うなら「5万円の初期投資が出せないというのは間違いなく新しい事業への熱意がない人です。」
加えて「グループで行動する人に限って自身では何も決められない、始められない人である。」

相談をしてきた友人には、「たった一人でもやるぞ、ぐらの熱意が自分にあるのか考えてみて。」
と言っておきました。

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