原始的テクノロジーをひたすら楽しむ動画 その1
最近ハマっているyoutube動画があります。
Primitive Technology というタイトルの動画で既に26本の動画がアップされています。
内容は、一人の青年(なかなかのイケメン男子)が森のなかで、現代テクノロジーを一切使わずに原始的なテクニックと森にある材料を駆使してアウトドアな手づくりライフを繰り広げるというものです。
火をおこす、小屋を立てる、小さな畑で芋を栽培する、粘土を焼いて陶器で道具を作る等々の作業をひたすら行うだけの動画です。
驚くのは再生回数が、既に1千万回突破をしているものも少なくないことです。
私が気に入ったのは、原始的と言っても裸族ではなくて今風な短パン姿(上半身は裸で、足元ははだし)であること。そして虫を食ったり動物を狩ってさばく等のサバイバルな雰囲気がないこと。つまり見ている人を「ぎょっ!」させるような演出がないので、安心して見ていられるということです。
登場する青年はまったく言葉をしゃべらずただ黙々と、お題になっている作業をこなしていくという実にわかりやすい演出になっています。
たとえば、うんちくを教えるインストラクション系動画や、技術や道具の紹介動画にあるような、作業や道具を解説する場面がないので、ただただぼんやりと見ていられるところがとても良いのです。
実はyoutubeの字幕設定をオンにすることで作業の解説が英語でみることができます。作業内容に興味のある人は動画を止めてじっくり探求することも出来るようになっています。
そして作業する青年の手際がよくて本当に驚きます、このあたり相当に練習やリハーサルをしてやっているのではないかと思います。
撮影の状況がわかるような部分は今のところ見つけられないのですが、解説からオーストラリアの森で撮られている動画のようです。
次回は、この動画から手づくり技術の部分にスポットを当てて書いてみようと思います。