プロ志向のハンドメイド

「5日の修行でパン職人になれる」ビジネスから学べること

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前回、短期間でパンの作り方を学ぶ教室が中高年が注目しているお話をしました。

この番組を見た時にビジネスの大きなヒントが隠されているなと感じました。

というは、この教室を開いた動機が、パン職人の修行が数年も掛かっているようでは若い人に魅力的な仕事にはなりえないという問題解決型のビジネスだったからです。。

人出不足で小さな店では時間を掛けて職人を要請できるような状況ではないからです。

そこで編み出されたのが、パン製造で難しいと言われているパン種の発酵作業と焼き作業、此の2つを完全にマニュアル化する手法です。

最大の特徴が工房の室温や湿度を一年中一定に保つよう空調が調整されていることです。

これによって発酵のムラが無くなります。そして、パンの成形もすべてサイズが決まっていて、職人は定規を片手にサイズをミリ単位で測りながら作業をしています。

焼きに関しては独立したときには同じ焼き窯を導入することを勧めています。

つまり教室とまったく同じ環境が自分の店に再現できて、これによって教室で習った通りのパンを焼けるというのです。

このシステムでは本部が開発した新商品もそのレシピを貰えば自分の店ですぐに再現できます。つまり進化したチェーン店システムのパン工房なんです。

これまで名人芸、職人芸とよばれてきた技術を、機材や環境に工夫を加えたことで、誰でも出来るような完全マニュアル化が完成したのです。

「自身が普段やっている技術を教えてお金にしたい、でもどうやればよいのか」
こんなやり方もあると知れば、新しい発想を試してみる価値はあると思います。

諦めずに考え続ければ、こういうものも作れるという良いサンプルだと思います。

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